April 16, 2008

【からんからん】

職場の近くに、点字図書館がある
だから、目の不自由な人に自然とよく出逢うのでごぜえまする


今朝のカフェにて・・・
私が席を立つと、ちょうど目の不自由なおじいさんも横で立った




わたくぴ:あっ、おぼん下げときますね〜♪


じいさま:あっ、ありがとう・・・


わたくぴ:図書館までですか?ご一緒してもいいですか?


じいさま:ありがとう、助かるよ♡


わたくぴ:今日は夕方から雨降るみたいですね


じいさま:ま〜天氣はしょうがないよね〜




おじいちゃんは、くったくのない笑顔で笑ってくれた
おじいちゃんの手をとり、僕はあたりを注意しながら歩いていった



じいさま:嬉しいね〜♪
      こんなに速く歩いたのは久しぶりだよ!




僕は用心しながら歩いているから、いつもよりゆっくりなペースである
そのペースでも、「こんなに速く」って笑顔満開にされたら、
こちらまで笑顔になる




じいさま:この前まで、ここに『からんからん』があったから良かったんだけど


わたくぴ:何ですか?からんからんって??!


じいさま:電柱の上に、音が鳴るようにしてくれてたんだよ
      その音聞いたら、右折すれば図書館だから・・・




そんな音があったのだろうか?
ほぼ毎日通勤しているのに、全く氣が付かなかった。。
耳を澄ませば、今はなき「からんからん」が聞えてくるようだった




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kaninoasiha at 08:35 │Comments(0)この記事をクリップ! 【Short Story】 

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